仏教って何?仏教の始まりと現代への影響を紹介!

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仏教とは
おもち
おもち

ども!SANFest会長こと『おもち』です。
世界一周をして色んな景色や食べ物や人を見て来たけど、
日本と違い世界では何かしら宗教を信仰し文化として根付いている国が多く、
宗教を知ることでその国の文化や教養・人の歴史や考え方が分かると思い、
自分なりに勉強してみたらこれがハイパー面白かったので、
今回分かりやすくかつそれでいて中立な立場で徒然なるままに書き散らしていきたいと思います。
今回は日本にも馴染みのある仏教について徒然なるままに書き散らしていきます。

仏教とは

おもち
おもち

日本にはたくさんのお寺があります。お葬式のときにお経を読んでくれるお坊さんがいます。
年越しの除夜の鐘などのイベントもあります。
実はこれらは仏教の風習で、仏教は日常にたくさん溶け込んでいるのですが、
自分は仏教徒ですって多くの人がならないのが日本人の面白いところです。
そんな仏教とは何なのか?いつできたのかなどを今から書き散らします。

仏教とは今から約2500年前のインドで超お金持ち一族から生まれたゴータマという人からはじまります。
後にゴータマはお釈迦様と呼ばれるようになりますが、それは後で分かるとして、
仏教徒はそのゴータマつまりお釈迦様の教えにそって生きようという考え方です。
富・名声・力すべてを兼ね揃えたスーパー金持ち息子のゴータマでしたが、金持ちがゆえの悩みがありました。
はたから見るとうらやましさぜMAXですがゴータマは『俺、このままでいいのかなぁ』と考え込むことが多くなり
どこか満たされない日々を過ごしていました。

ゴータマ
ゴータマ

金持ちやけど結局人間って老いるし、病気なるし、ゆくゆくは死ぬし・・・
あぁ、人生って何やろう。そもそもお金って何なんだろう。。。

とネガティブシンキングになり、病みそうになったので気分転換に外を散歩してみました。
ふらふら散歩をしていると自分探しの旅をしている放浪者に出会いました。
放浪者に色々話を聞いてみるとゴータマは、

ゴータマ
ゴータマ

自分探しの旅って・・・素敵やん♪
決めた!今決めた!俺も放浪者になろう!
自分なりに人生とは何か、死とかは何かとか真理を求めてみよう!

と決めましたが、ゴータマには妻や子供がおり、さらに金持ち一族の跡取り息子でもありました。
ですが小島よしおさんばりにそんなの関係ねぇ!
ということで、オッパッピーしました(←全てを捨てて旅にでました。)
旅に出たゴータマは瞑想したり暑い日差しを浴び続けたり空腹に耐え餓死寸前まで断食したりと何か修行っぽいことをしていきます。
そしてこの謎の修業を6年くらい続けたゴータマが気づいたことは、

ゴータマ
ゴータマ

うん!苦しいことは苦しいだけ!
真理なんて分かるか~い!!!
返せ俺の6年間!

でした。開き直りつつもさらに考え込むようになりました。考え込み7日目にゴータマは気づきました。

ゴータマ
ゴータマ

ちょっ、待てよ!?
人生は全て苦しみなのでは??

この考え方が仏教の基本的な考えになります。
人間は生きている限り病気、老化、死、ストレスなど人苦しみが常につきまとっていて、人生は全て苦しみだったんだ!と悟りを開きました。
悟りを開いたゴータマは、

ゴータマ
ゴータマ

人生は苦しみの連続だけど、
苦しみの原因は人間の心の中にある!!!

とめちゃくちゃ悟りっぽいことを言いました。
問題は人の心で執着心。人の執着心こそ苦しみの原因だということで人の執着心を『煩悩(ぼんのう)とし、
この煩悩をなくせば心は穏やかになって苦しみはなくなると考えました。
煩悩がなくなって苦しみから解き放たれた状態を『悟りといいます。
悟りを開けばみんな苦しまなくなり幸せに生きられるからみんな悟りを目指そうぜ!というのが仏教なのです。
仏教では悟りに到達した人は仏様になるとされています。仏様第一号がお釈迦様なのです。
つまりゴータマは、お釈迦様となりました。
神様を信じてあれこれという他の宗教とは違い、仏教はみんなで仏様目指そうぜという感じです。
では煩悩をなくしてお釈迦様のような仏様になるにはどうすればいいのかというと、
煩悩チェックリストなるものがあり、その煩悩チェックリストには

  • お寺に出家して規則正しく平穏に生きよう
  • 生き物を殺してはいけない
  • お酒飲んではいけない
  • 嘘をついてはいけない

とかでした。

お釈迦様となったゴータマは5人の修業者に自分がこれまで行ってきた内容を話してみると、
修行者は『マジですげーやつじゃん!』と心から感激しゴータマの弟子になりました。
これで気分良くしたゴータマはもっとこの事を広めようと会う人会う人に自分の考えを伝えていき、段々とゴータマの教えが広がっていきました。
これが仏教の始まりであり原点です。
ところが80歳のときに食中毒であっさり亡くなりましたが、すでに弟子たちが世界中に仏教を広めていました。
ところが、お釈迦様死後100年くらいで仏教はめちゃくちゃになっていきます。
というもの仏教の教えについて、
文字に記録していたとかではなくて伝言ゲームのように口頭で伝えていた感じだったので、
段々と伝え方やニュアンスが変わり違った解釈が広まっていきました。
生き物殺したらあかんらしいで→生き物殺したらあかんのもいる→生き物殺したらあかんけど食用はOKとか
お酒飲んだらあかん→お酒たまにしか飲んだらあかん→お酒は控えめにとか段々ゆるくなる伝言ゲームになっていました。
そんな曖昧になってきた仏教に究極にゆるい仏教が頭角を現してきました。大乗仏教です。
大乗仏教では、出家とかお酒飲んだらあかんとかない!全然大丈夫!だいじょう仏教♪みたいな感じでした。
このゆるさが全世界で大人気となり爆発的に広まっていきましが、そんなゆるいのはあかんという仏教徒もいたので、それぞれ別々の仏教が広まっていきました。
そして1500年前に日本に大乗仏教が中国から伝わるのでした。
仏教をエリートの教えと捉えた日本の政府は奈良仏教として厳格な仏教として伝えました。
それに苦言を呈し、そんなエリート奈良仏教なんてどうかしてるぜ!と動いたのが最澄空海でした。
最澄と空海は中国へ行きリアルガチ仏教を学んで戻ってきました。
真の仏教は奈良仏教みたいなエリート的なものではないと最澄は天台宗空海は真言宗を開き、
誰でもお釈迦様の言う通りの修業をすればちゃんと仏様になれると庶民に教えようやく庶民に仏教が普及していきました。
日本に本格的に仏教が広まっていったのはそこから400年後の鎌倉時代で、
ある時オリジナル仏教で悟りを開いたお坊さんが、オリジナル仏教としてはじめたのが浄土宗や浄土真宗といった仏教で、
この浄土宗と浄土真宗はズバリ『南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)』と唱えるだけでみんな救われる!というハイパーゆるゆるな感じでした。
浄土宗は普段からたくさん南無阿弥陀仏と唱えなさい
浄土真宗は言いたかったら南無阿弥陀仏と言えば良いしなんなら口にしなくても思うだけでいいよという感じでした。
このゆるさが日本で爆発的に広まりました。
仏教の教えとか学ぶために出家とか修行とかはだるいけど南無阿弥陀仏だけでえぇんやというのは最高でした。
事実いまでも日本で一番信者数を持つのが一番ゆるい浄土真宗です。
仏教が世界三大宗教のひとつとして4億人もいるのは柔軟に考えを変化させつつゆるさもあるからです。
しかしこのゆるさが日本では謎のポジションになっています。
お葬式とか除夜の鐘とか日常に多数溶け込んでいるのに自分が仏教徒かと聞かれると、そんなことはない!となるのは、
仏教がゆるすぎてもはや信仰と言えるか謎で、どこまでが仏教の信者とするのかが分からなくなっているためです。

おもち
おもち

ゆるすぎてお金大好き金満坊主も最近多いし、
逆に厳しすぎてやばすぎる新興宗教も誕生しているのが今の状態です。
でも確かに葬式で仏教徒でもないのにお坊さん呼んで謎にお布施渡すとかなんだろうな?
ということで、仏教はゴータマから始まり、悟りを開き煩悩をなくしてみんな仏様になろうぜ!
っていうのが仏教で、段々ゆるくなりすぎて色々派生してきているが、
世界三大宗教の一つで約4億人もいる宗教だということです。

他の宗教についても徒然なるままに書き散らしているので、興味のある方や今回の話が面白かった方はぜひ読んでみてください。
個人的にはユダヤ教→キリスト教→イスラム教→ヒンドゥー教→仏教の順番で読むと読みやすく結びつきやすいと思います。

ではまた!!

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