
ども!SANFest会長こと『おもち』です!
好きな言葉は『堕落』です。と、
湘南美容外科クリニックのドクター風にお送りしつつ
早くもスベっていること必至なおもちですが、
実は世界一周中様々な実験をしておりました。
今回は実験シリーズの一つ世界一周中に、『意図的にぼったくりに遭ってみたら
どうなったか』について語りつつ、海外でぼったくりに遭った際
どのように対策をしたらいいかを独自の見解で
徒然なるままに書き散らしていこうと思います。

あえてぼったくりに遭うとは一体君はどんなヤバい人なんだ?

おもち心をくすぐるというか、
裏路地とか危険そうなところ(紛争地域除く)に行ってみたりして、
おらワクワクすっぞ!的なワクワクとドキドキを経験したくなる衝動にかられる
ことがあったのですよ!ありませんか?
今となってはよくこんな事してたなと思うけど、、、
良い子も悪い子も決してマネしないでください。
海外で日本人がぼったくりに遭いやすい現状

そもそも『ぼったくり』とはどういう意味でしょう?
ぼったくりとは、法外な料金を取ること。 力ずくで奪い取ること。 ぶったくり。 「ぼっ」は「ぼる」(暴利)から。
wikipediaより引用
そんなぼったくりにも色々な種類や手口があるのですが、代表的なのが飲食店などでお会計時に明らかに法外な値段をふっかけてきたり、
説明もないのにサービス料が勝手に上乗せされてたりなどの飲食店系ぼったくりや、
旅行先では観光客を狙ったタクシーなどでの運賃割り増しぼったくりなど、
ぼったくりにも色々ありますが、特に海外での旅行者を狙ったぼったくりは国や地域により差はありますが、
非常に起こりやすく、さらに日本人を狙ったぼったくりは多いのが現状です。
なぜ日本人を対象にするのかというと、やはり海外の人からすると日本人はお金持ちという印象が強いことと、
日本人の気質なのか面倒になるなら極力お金で解決できるなら解決したいと思うのか、
比較的他の国の人よりも断固拒否をしない傾向にあるからだと思われているからです。
しかし日本人の旅行者全員がすぐにお金で解決したりと、ぼったくり対する抵抗が弱いと思われてしまうと、
日本人を狙ったぼったくり被害がさらに多くなってしまうので、日本人みんながそうじゃないと知ってもらうためそして、そもそもぼったくりとかやめて健全に生きてほしいと願いつつも、実際どんな風にぼったくりに遭うのかを
経験しつつ還元したいと思い、数カ国でぼったくりに遭ってみることにしました。

インドとかエジプトとかメキシコとかぼったくりとか色々経験したけど、
特に印象に残った国がトルコでした。親日国であるトルコ!
食べ物も美味しく人も愛着があるそんなトルコのイスタンブールでの
ぼったくりについて書き散らしていきます。
海外でぼったくりにわざと遭ってみた(トルコ:イスタンブール編)

そんな今回のぼったくり舞台はトルコのイスタンブール。イスタンブールといえばトルコ最大の経済都市であり、トルコ最大の文化・観光都市です。トルコと日本の関係は良好で親日家が多い国で有名です。ご飯も美味しく見どころ満載なイスタンブール。
親日国家となったきっかけと言われているのには、エルトゥールル号遭難事件というのが有名ですね!めちゃくちゃ簡単に語ると、トルコのエルトゥールル号という船が台風で遭難し岩礁にぶつかりかなりの犠牲者がでたけど、日本(和歌山県串本)の人たちが不眠不休で救護し助かった69名は日本で治療をうけ無事出航そして無事イスタンブールに入港したという話があってからか日本とトルコには絆があると言われています。
そんな良い話のあとで申し訳なさはあるものの本題の『ぼったくりにあってみた』件ですが、親日がゆえに日本語の挨拶やギャグを言える人もおり、今回夜のイスタンブールのとある広場で声をかけて来た人達の中であたかもフレンドリーだけど怪しい雰囲気の人について行ったらどうなるか試しました。

あえて手ぶらにしたのは、相手の警戒心をなくすため(武器もってないよアピール)と、すぐに身動きできる(逃げるため)です。クレジットカード類は宿泊場所に置いておき、財布の中には現金約1.8万円分(米ドル1万5000円分とトルコリラ3000円分)で、米ドル1万円分は靴の中に、米ドル5000円分はお腹(腹巻ベルト)に、そしてズボンのポケットに財布(トルコリラ3000円分)とスマホで挑みました。
広場で待つこと2時間くらいで5人くらいの人に声をかけられました!だいたい、最初に聞いてくるのは、『どこから来たの?』→『日本です』→『おぉ!日本好きね or ギャグ披露(この時はDAIGOさんのWishのポーズ)』→『おぉ!ありがとう!』→『何してるの?』でした。
何してるの?に対して、お酒が飲めるところに行きたいと答えて、知ってる店があるけど一緒にいくかい?と聞いてきた3人目のおじさんについて行くことにしました。何故この人を選んだかというと、
フレンドリーだが何か怪しさを感じたのと、話の流れが少し不自然でどうしても飲みに連れて行きたいみたいな感じだったのと、妙に日本人慣れしていたからでした。さらにそこまで強面じゃない&足遅そうだったのもありました。そして10分後この直感は見事に的中しました。
怪しげな地下のバーに連れて行かれる

話しながら歩くこと10分、だんだん人影も少なくなり路地を曲がったところで、そのおじさんに『ここの地下にいい飲み屋があるんだ』と言われました。最大級の警戒心を発揮しつつも、おじさんには笑顔とノリでよし行きましょう!的な感じで挑みましたが、内心ワクワクというよりかはドキドキと不安が勝っていました。
しかしここで引くわけにはいきません。スマホにあらかじめ録音ボタンをすぐ押せるようにしていたのですかさずボタンを押し、割と長めの階段を下り(当時は逃げルート確保のため階段数も覚えていた)地下のお店に到着しました。パッと見はバーっぽい印象でしたが入ってみると、薄暗く(というかかなり暗め)そして大きめの音(曲)が流れていました。
バーというよりかはラウンジみたいな感じでお客さんは全然いなかったです。店の中にさらに階段があり、階段を降りたところの席におじさんと座りました。テーブルとL字型のソファの席でした。怪しさレーダーが100を振り切ったところで、後ろから私たちも座っていいですか?と二人の女性が割って入ってきました。これはぼったくりに遭うと確信に変わった瞬間です。これを待っていたとはいえ、どう逃げるかの逃げルートの確認を頭の中で整理していました。
おじさんが何飲む?って聞いてきたのでビールを頼みました。メニューにはトルコリラでビール(当時日本円で800円ぐらい)と書いてました。おじさんの分との2杯なので実質は1600円くらいしかかかっていません。女性たちが私たちも何か頼んでいい?みたいなことを言ってきたのですが、
おじさんと飲みに来ただけなのでおじさんの分しか払いませんよ的なことを言いました。ムスっとしてましたが全力で無視しました。おじさんと10分程会話したところで、トイレに行きたいと伝えたところトイレはあそこだよと教えてくれたのでトイレに行きました。
トイレで用と気持ちを整理し、席にもどると、、、

頼んでもいないのにフルーツの盛り合わせがテーブルに置かれていました。そしてさらに女性もシャンパングラス的なのを片手に持っていました。『ちょ、待てよ!』と木村拓哉さん風に言いたかったのですが、とりあえずそれのお会計は知らないよというと、おじさんが大丈夫だからとなだめてきました。
このままじゃやばいかもと思って、ビールを1杯飲み干した後に思い出したかの如く、友達と会う約束をしてるからもう行かないと行けないと伝えるとおじさんが、わかった。残念やけどお会計だねということでお会計をお願いしました。
お会計そして孤独な闘い

持ってきたお会計は、、、その額日本円に換算して約25,000円!ビール2杯で25,000円!はいきましたドーーーーン!!!
おじさんを見る→目をそらす→そんなにお金ない!→おじさん無視
すると店員さんがお会計お願いしますと、

そ、そんなこと言ったってしょうがないじゃないかー
と、駄々をこねていると後ろから大柄の男性二人がやってきて、『お会計!!』と威圧してきました。

でも冷静に『ビール1杯しか飲んでない、おじさんの含めて合計2杯のビールしか払わない』というと『フルーツも頼んだし女性も飲んでいる』と言ってきたので、『これは知らないし勝手に頼んだ』と言い返すと、『そんなことは知らない、いいからお会計払え』と。
冷静さを装いつつ若干足がガクブルしてましたが、『本当にない、ないものは仕方ない』というと、『財布をみせろ』と言ってきたので、ポケットから財布を取り出し中身を見せて、『ほら3000円しかないでしょ』というと『カードは?』と聞いてきたので、『カードはホテルに置いてきた。ホテルに戻っていいならカード取りに行くけど!?』と言うと、
『いまここで払え!』と怒鳴ってきたので、『ないものはないし飲んだ分しか払わない!!』とこちらも強気で答える。さらに『カバンも持ってないしほら』と反対のポケットを見せ本当にないアピールをしました。靴の中みられたらアウトでしたけど(汗)
そんなやりとりをしているうちに、お金がないことと警察呼びますよ的なことを話すと、ここでとんでもない発言がおじさんから飛び出しました。もちろんおじさんとお店の人はグルです。
謎の優しさと考察

『帰りは何で帰るんだ?』と聞かれたので、帰れないようになるのかなと少し焦りましたが、『少し歩いてバスでホテルに帰る』と伝えると、おじさんが『とりあえず3000円渡しなさい』と言ってきたので、ビール2杯で3000円は高いけどまぁ、思ったより安いしこれでいいかなと思い『わかった』と3000円渡すと、
おじさんが『帰りのバスとかもあるし、まぁ2000円でいいよ!』と1000円をカムバックしてきました。ビール2杯で2000円、、、、、まぁ妥当やなと思いました。というか、そこで謎の優しさを披露されてもと逆に困ったのですが、『わかりました。では2000円で!おじさんありがとう!』と、謎の友情が芽生え始めそうになりましたが、冷静さを取り戻し、
『では帰ります。』と一人で帰ろうとドアを開けようとしたら、最後におじさんが『お前、勉強になったな!!!』的な社会の厳しさ的な発言をしてきたので、最後『お前らがな!!!!』と言ってダッシュで逃げました。
総括すると、夜に知らない人に声をかけられても絶対について行かないこと(←当たり前だが)と、やはり出だしは感じの良いひと感を出してきつつも人を騙すことに罪悪感がない人がいるということは常に念頭に置きつつ、ぼったりくりのない世界になればいいなと思ったそんな実験でした。
基本観光や一人で町中を歩く場合は、知らない人に声をかけられても話したりするのはいいが、基本ついて行かないこと。
仲良くなって一緒に店に入ってしまうとその後、ぼったくりなどの痛い目に合う確率の方が高いので相手が選んだお店には行かないこと。良い人もいるので一緒にお店に行くときは知ってる店か有名チェーン店、もしくは人混みたくさんのオープンなお店に行くようにしましょう。
インドでのタクシードライバー料金ふっかけ軟禁事件もありましたが需要があればまた徒然なるままに書き散らしたいと思います。
ここまで読んでくれた方に感謝です。感謝のぼったくり0回です。では☆
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